こんにちは。さくら鍼灸整骨院の木藤です。

今日は「クリスマスイヴ」ですが、皆様はどのように過ごされますか?

 

僕は…まぁ、いつも通りですね。きっと(笑)

 

それでは今回から数回に分けてスキンケアアイテムの選び方と使い方

ふにゃっとお伝えしようと思います。

 

アトピー性皮膚炎の方のお肌と健康な方のお肌の違いで最も大きいのが、

表皮の水分量」です。

アトピー性皮膚炎という疾患を考えますと、表皮育成因子が不足していることで

バリア機能が低下し、そこから水分保持ができずに、角質層の水分量が低下する、

という流れになりますが、アトピー性皮膚炎の方のお肌を「結果」として考えた場合、

最も重要なポイントが、この「水分」になるということです。

 

アトピー性皮膚炎の方は、お肌のフィラグリンセラミドが不足していることが

研究の結果で分かっていますが、これらの因子は角質層内に水分を保持するために

必要な因子となります。つまり、表皮を保持する因子が不足していることから

バリア機能が低下した状態が現れ、加えて角質層の水分保持能力が低下している

ことで、バリア機能をさらに低下した状態に陥らせます。

そして、黄色ブドウ球菌などの定着を招くこと、さらには角質層内の水分不足は

本来真皮内に溜まるはずの痒みを知覚する神経線維を角質層内に侵入させてしまい、

お肌に対する「刺激」を痒みと知覚しやすい状況を生み出してしまいます。

そういったことから掻き壊しが生じやすくなり、バリア機能の低下をさらに強くすることが、

アトピー性皮膚炎発症のメカニズムの一つと考えられています。

 

そこで、キーポイントになるのが、角質層の「水分」、つまりは「保水」です。

アトピー性皮膚炎の方の症状でみますと、乾燥した状態カサついた状態はもちろん、

この「保水」が必要なのですが、ジュクジュクした炎症などは一見したら水分の不足が

関係しない状態に見えるお肌でも、角質層内の「水分量」が保たれていなければ、

結果的にバリア機能が維持できないことになるため、「保水」を考えることはとても

大切になってくるのです。

 

アトピー性皮膚炎のお肌にとって、そのケアを考えていった場合、お肌の状況、

症状に関わらず共通して必要となる要素は「水分」であって「保水」が

アトピー性皮膚炎のスキンケアの「基本」となります

そして、「保水」とはあくまで角質層への「水分の供給」が目的となりますので、

水分を多く含むアイテムジェルローション系のアイテムを選択することが必要となります。

 

次回は「保水」アイテムの選び方と、使い方をふにゃっとしますね。

 

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