こんにちは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。

 

今日の朝でオリンピックが終わりましたね。過去最高のメダル獲得だった

みたいですね。

次は9月8日からやったかのパラリンピックですね。

個人的にはオリンピックよりもパラリンピックの方が

面白いと思っています。

 

オリンピック同様、パラリンピックにでる選手にも頑張ってほしいですね。

 

本日のテーマは「副腎皮質ホルモンって何?」です。

 

腎臓の上にある小さな臓器である「副腎」からは、主に三つのホルモンが

放出されていることが分かっています。

 

 

~糖質代謝ホルモン(糖質コルチコイド)~

 

この糖質代謝ホルモンの構造式を化学式に再現したのが、

一般的にアトピー性皮膚炎の方が使っている「ステロイド剤」です。

ホルモンとは、「生理作用」と「薬理作用」の二つの作用を持っていますが、

糖質代謝ホルモンの本来の目的は、文字通り糖質の代謝」の生理作用です。

さらに糖質代謝ホルモンには、ストレス炎症を抑える薬理作用があります。

人が、強いショックを受けた際(精神的なショックや、肉体的なショック)、

そのショックから身を守ってくれているのが、糖質代謝ホルモンの

抗ストレス作用によるものです。

交通事故などでショック状態に陥った際に、ステロイド剤を注射されることがありますが、

これも、抗ストレス作用を期待してのものです。

副腎皮質ホルモンは、人の生命維持には欠かせないホルモンとされている大きな理由が、

この抗ストレス作用にあります。

そして、同じく薬理作用の働きとして、抗炎症作用があります。

この働きは、体内の免疫活動を抑制することで、炎症を抑えるというもので、免疫を抑制する

働きを期待して使われているのがアトピー性皮膚炎の方が一般的に使用いている「ステロイド剤

なのです。

 

 

~塩類代謝ホルモン(鉱質コルチコイド)~

 

塩類代謝ホルモンの生理作用は、文字通り、体内のナトリウムカリウムなど、

塩類を調整する働きです。薬理作用としては、糖質コルチコイドとほぼ同じような

働きを持っており、抗ストレス作用や、抗炎症作用があります。実は、先に述べた

糖質代謝ホルモンと、塩類代謝ホルモンの違いは、主たる働きの方向性の違いに過ぎません。

糖質代謝ホルモンには微弱ながら塩類代謝ホルモンの働きもありますし、

逆に塩類代謝ホルモンにも糖質代謝ホルモンの働きがあることが分かっています。

コレステロールから作られるホルモンを総称して「ステロイドホルモン」と呼びますが、

糖質代謝ホルモンも、ステロイドホルモンの1つです。

 

~性ホルモン~

 

副腎からは、同じくステロイドホルモンとして、性ホルモンも分泌されていることが分かっています。

ここでいう性ホルモンは、男性ホルモンが主体となります。

このように、副腎からは3つのホルモンが分泌されていますが、グリチルリチン酸」は、

この3つのホルモンの中の「鉱質コルチコイド」と非常に似た物質で、同じような働きを

持っていることが分かっています。

糖質代謝ホルモンと塩類代謝ホルモンの働きは、それぞれの働きの強弱の差はあっても、

ほぼ同じ働きを持っています。アトピー性皮膚炎に使われる薬剤、ステロイド剤に含有する

糖質コルチコイド」は医薬品の成分なので、医薬品の許可を受けていない化粧品に

含有することは許されていません

しかし、グリチルリチン酸は、ステロイド剤ほど強くはなくても、ステロイド剤と同じ免疫を

抑制することで有効となる抗炎症作用があるにも関わらず、化粧品の成分として使用することが

許可されています

長くなりそうなので、続きは次回ということで。

 

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