こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。

 

先週末から台風の影響で雨が降ると聞いていましたが…

京都ではほとんど降りませんでした。

ありがたいですけどね。

また台風13号が出来つつあるとニュースでも言ってました。

これから台風シーズンですね。

 

皆さん気を付けましょう。

 

本日のテーマは「ネガティブフィードバックにも要注意」です。

 

~自分の体でホルモンが作れなくなる~

前回は、グリチルリチン酸にも「リバウンドがありますよ」という話でした。覚えていますか?

グリチルリチン酸を使う際には、リバウンドとは違うもう一つ心配しなければいけない副作用に、

ネガティブフィードバック」、というホルモンの分泌に関わる機能があります。

ネガティブフィードバックとは何ぞやってことですが、副腎からホルモンが分泌されるのは、

脳の中にある下垂体から放出されるACTHという「副腎皮質ホルモン放出ホルモン」によります。

そして、副腎皮質ホルモン放出ホルモンは、さらに視床下部から放出されるCRFという

副腎皮質ホルモン放出ホルモン刺激ホルモン」により分泌されるます。

視床下部においては、常に血中の副腎皮質ホルモンの量を測っており、一定量を下回ると、

CRFを放出して、副腎皮質ホルモンの濃度を一定に保とうとするわけです。

このACTHによる作用は、糖質コルチコイド、鉱質コルチコイドを問わず、副腎から分泌される

全てのホルモンに関わっており、鉱質コルチコイドを連用した際に現れるアルドステロン症と

同じような疑アルドステロン症が、グリチルリチン酸の連用により現れることがあることを考えると、

一定量以上の、体内のホルモン量は、ACTHを放出するための、CRFの分泌を抑制することが考えられ、

こういった外部からのホルモン摂取したことによる体内のホルモンの分泌が抑制される

ことを「ネガティブフィードバック」といいます。

 

~長期間の仕様でステロイドと同じ副作用が~

つまりですよ。長期間のグリチルリチン酸の使用は、体内におけるネガティブフィードバックを引き起こした場合、

本来、抗炎症作用の中心となるべき糖質コルチコイドの分泌までを抑える可能性があり、ステロイド剤の

長期連用により糖質コルチコイドの分泌に影響が見られた場合と同じ様な、リバウンド症状が現れる危険性も

秘めている、ということです。

実際に、過去に、ステロイド剤は使用したくない、ということで、グリチルリチン酸を含有するスキンケアアイテムを、

アトピー性皮膚炎に「効く」ということで勧められて使用していた方が、長期間、一進一退の症状を繰り返し、

その中断後に激しいリバウンド症状を起こし、そして、ステロイド剤のリバウンド症状と同様の経過を

たどり回復した、という例は数多くあります。

 

京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院では、

アトピー整体

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産後の骨盤矯正

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不妊・子宝整体

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タージン

 

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