こんばんは。京都市伏見区のさくら鍼灸整骨院 木藤です。

 

今朝はすっごい霧が出ました。人生で一番濃かった気がします。

と言っても前が全く見えないって訳ではなかったんですがね。

京都市内に住んでいると、なかなか霧に出くわさないので

貴重な体験でした。

 

本日のテーマは「12月に行いたいアトピーケアについて~スキンケア~その③」です。

 

前回のブログでは水分補給がちゃんとできていないんですよ、であったり、病院で処方してもらうワセリンには

水分補給の役割はありませんよってお話でした。

 

で、もう一つ注意が必要なのが「保水が不足」した状態です。

 

ローション化粧水ジェルで、保水はしっかりしています、という方も、実は必要な水分量が足りていない場合が

ほとんどです。乾燥によりバリア機能が低下した状態のお肌は、「決定的に水分が不足した状態」と考えた方が

良いです。

がっかり

水分系のアイテムをお肌にサッとつけて馴染んだ状態は、角質層にとって必要な水分量には達していない

と考えるべきです。

水分不足 乾燥肌

炎症を伴い、さらに粉を拭いたような乾燥状態がみられるお肌の場合、必要な水分量は「ベタベタになるくらい」の量を

時間をかけてお肌に馴染ませていくことが必要となります。痒みを知覚する神経線維は、角質層が乾燥することで、

表皮内に侵入しますが、いったん侵入した神経線維は角質層内が「潤った状態」になり、なおかつそれが、

維持される」ことで、真皮内に戻っていくことが分かっています。

なるほど

また、角質層のレンガをキレイな状態で支えるための細胞間脂質に必要な水分量も相当な量が必要とされています。

従来、サッと保湿を「すませている」アトピー性皮膚炎の方は、そこで行っているローションや化粧水、ジェルの量を

2~3倍に増やし、さらにそのケアを2~3回繰り返し行うことで、ようやく必要な量が角質層に与えられることに

なります。

角質層 レンガ

夏の汗をかく時期であれば、汗によりある程度の皮脂膜が形成され、同時に汗によって角質層に一定量の

水分補給ができていますが、汗をかかない寒い時期になると、特に乾燥を伴うアトピー性皮膚炎の方の場合、

自ら行うスキンケアの機能は著しく低下してしまいます。「保水」に重点を置いたケアを行うように注意してくださいね。

保湿 保水

十分な保水が行われていれば、あとは、与えた水分が蒸散しないようお肌に「シートをかける」つまり、油分

含んだアイテム「保湿」を行ってくださいね。また、掻き壊しが多い状態の方は「シート保湿ケア)」が薄いと、

すぐに剥がれてしまいますので、厚めの「シートたっぷり保湿ケア)」で「保護」を行うようにしてください。

 

アトピー性皮膚炎のお肌の状態に、もっとも求められているのは「健全なバリア機能」であり、健全なバリア機能とは

健全な角質層」を指します。そして健全な角質層を保持するためには、角質層内の「水分」がもっとも重要に

なることを忘れないようにしてくださいね。

バリア

アトピー性皮膚炎の方に必要なのは「保水」であり「保湿」や「保護」は「保水」を助けて、高める為の方法です。

角質層の水分不足に注意してくださいね。

ね

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